三重県いじめ防止強化月間の取り組みについて

三重県いじめ防止強化月間の取組について

 三重県では、児童生徒が安心して学習その他の活動に取り組むことができるよう、学校の内外を問わずいじめが行われなくなるようにすること等を基本理念とした「三重県いじめ防止条例(以下、条例)」を平成30年4月から施行し、今年で5年目を迎えました。条例では、いじめの防止に関する県民の理解を深め、社会総がかりでいじめの問題を克服するため、毎年4月及び11月をいじめ防止強化月間としています。令和5年4月の取組は以下のとおりです。

1.三重県教育委員会の取組

(1)伊勢鉄道キャンペーントレインの走行

伊勢鉄道の開業36周年を記念して、いじめ防止強化月間(4月)に合わせて、伊勢鉄道沿線の県立高校(四日市農芸[河原田駅]、稲生[鈴鹿サーキット稲生駅]、津商業[津駅])の生徒が、ヘッドマークと車内に掲示するポスターを作成し、すべての営業車両(3編成)が、ヘッドマークとポスターを付けて、4月1日(土)から4月30日(日)まで走行しました。

(2)ショッピングモールでの啓発イベント

4月29日(土)にイオンモール桑名噴水広場にて、桑名北高校ダンス部、四日市西高校演劇部によるいじめ防止パフォーマンス、オレンジ田中哲也(吉本興業)様によるいじめ防止トークパフォーマンスを行いました。また、会場内で、四日市高校美術部作成の「いじめ防止缶バッチ」を、生徒が無料配布しました。

(3)地域イベントでのいじめ防止啓発活動

 4月16日(日)に、[Honda創立75周年記念]SUZUKA春祭り2023にて、桑名工業高校ロボット部の生徒が運転するミニ列車「ゆめ鉄道~いじめ防止キャンペーントレイン~」が、いじめ防止ヘッドマークを付けて、来場者を乗せてイベント会場を走行しました。また、会場内で、四日市高校美術部作成の「いじめ防止缶バッチ」を、生徒が無料配布しました。

(4)主要駅等での街頭いじめ防止啓発活動

 県立高校の生徒が、県内スポーツクラブチーム(ラグビー、サッカー)の選手とともに、主要駅等でいじめ防止を啓発しました。近鉄・JR津駅では、三重ホンダヒート(ラグビー選手)、津商業高校・津東高校・津西高校の生徒が、近鉄宇治山田駅では、FC ise―shima(サッカー選手)、伊勢工業高校の生徒が、近鉄名張駅では、伊賀FCくノ一三重(サッカー選手)、名張高校の生徒が、近鉄四日市駅では、PEARLS(ラグビー選手)、四日市商業高校の生徒が、県教育委員会とともに、いじめ防止のチラシが入ったティッシュを配布しながら、いじめ防止を啓発しました。

(5)三重交通における「いじめ防止キャンペーンバス」の走行

 県内を走る三重交通の路線バスの車内に、「いじめ防止ポスター」を掲示しました。また、令和4年11月に津商業高校と名張高校の美術部生徒がそれぞれペイントした「いじめ防止キャンペーンバス」が、津市内と名張市内を引き続き走行しました。

2 学校の取組

3 いじめ防止応援サポーターの取組


 過去の取組はこちら

これまでのいじめ防止強化月間における主な取組は、次の通りです。

● これまでのいじめ防止強化月間における取り組み(三重県ホームページに掲載)


 

いじめ防止の取り組み